葉山御用邸前から国道134号を南へ下って葉山町と横須賀市との境界を成す長者ヶ崎を過ごすと、道路は海岸線に即して走り、丘陵の懸崖が海に向かって一挙に傾れ込む景観が続きます。
 その路程の半ばに国道から分岐する道路が山腹を刳り抜いたトンネルを脱けて丘上に造成された湘南国際村へ向かって登り始めます。
 湘南国際村が造成された丘の麓には子安の里と呼ばれる集落を見ますが、丘上に国際村を造成する為に造られた新道とは別に古くから子安の里に通う山道を見ることができます。
 関根川に沿った渓谷を伝う途上に御滝不動尊と号した祠が川端の急峻な懸崖を見下ろすように建っているのです。
 自然の空気を満喫させる渓谷に湧く霊水は胃の病に効くそうで、ポリタンクを提げて水を汲み取る客の姿を頻見します。
 アタシャあ、この霊水をネタに街中で"三浦半島の霊水"と題して露天商を計ろうかなと思うことが頻りです。