



日本が尊王攘夷で騒いでた頃のリンカーン大統領はムーディーズに勤めてたと聞きますが、アメリカは所得が伸びずにインフレが進むスタグフレーションの病に陥った処にイランのイスラム革命を見て、愈々FRBが金融調節を固定的に計る方針を打ち出した直後、カーター民主党政権に取って替わったレーガン共和党政権はアメリカっぽい元俳優の老人を担ぎ出して、レーガノミクスと呼ばれる経済政策の一環から高金利政策を執り、米国内の工業界は打撃を蒙り、日本はバブル経済への途を滑って行くこととなりましたわぁ。
CIA長官を歴任した大ブッシュ共和党政権はクウェート侵攻を計ったイラクのフセイン政権と湾岸戦争を戦いましたが、不動産王を担いだ今度の共和党政権は中国に対して関税引き上げを計る挙に出た一方、DEI運動を盛んにする米国内の著名大学に対して脅しを利かせてまっしゃろぉ・・・
大アメリカが関税措置を計るなんつうところがアメリカの歴史に対して反動を果たしていますが、今度の共和党政権は時代の流れを映す米国内の著名大学でのDEI運動に掣肘を加え、中国に対する関税引き上げが間もなく米国内の物価上昇を招くとともに、世界の国々ができないアメリカ唯一の長所たるアメリカのアカデミアが世界から才能を呼び寄せ、為に先端テクノロジーをアメリカの産業がリードする苗床をアメリカ自らが潰そうとしているんですわなっ!
これじゃあ、リンカーン大統領以来暖簾を保ってきた共和党も愈々暖簾を下げざるを得なくなる結末を今世紀中に見ることでしょうなぁ・・・
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